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中学生のハローワークVol.4 【大学教授 岡部正隆さん】
岡部正隆教授10月17日(土)の第4回テラコヤネットイベントはの子どもと大人、合わせて12人の参加となりました。

今回のツアーの舞台になった、東京慈恵医科大学解剖学研究室のある校舎は、昭和一ケタ代に建てられたものだということで超レトロ!イギリスの建物を参考にして建てられたそうで、レンガ造りに丸窓がはめこまれていたり、なかなか雰囲気のある建物です。ここで最先端の研究が行われているかと思うと、不思議な気分になりました。

ツアーの前に、子ども達に研究の内容を簡単に説明した方がよいのでは?との岡部先生からのご提案で、まずは40分くらいの遺伝子や、進化発生学のレクチャーが行われました。
大学の教室でパワーポイントとスクリーン、小型テレビを使った講義は本格派。実際の学生になった気分で聞いていました。とてもわかりやすい説明で子どもたちも飽きることなく耳を傾けていました。

そしていよいよ研究室ツアーの開始です。まずは新校舎の方でDNAの解析マシーンを見せていただきました。1台数千万するというもので、DNAを一度に多数解析出来るそうです。岡部先生のお話によれば、一人の人間のDNA解析が数年後には10万円位で出来るようになるのだそうです。DNAを見れば、その人がかかりやすい病気などもわかるので、病院の診察券に、その人のDNA情報が書き込まれたICチップが埋め込まれる日はそう遠くないかもしれません。

次にまたレトロな校舎に戻って、3階の細胞培養室、マウスやラットのお部屋、2階、魚部屋(遺伝子操作したゼブラフィッシュ、ポリプテルスの赤ちゃん)を見学しました。
魚部屋では顕微鏡ものぞかせてもらいました。ゼブラフィッシュは成長が早くて、2日でふ化するそうです。
続いて薄暗い顕微鏡室に移動。部屋が暗いのはGFPで蛍光マークをつけたマウスの胚、光る神経などを見るため。GFP(緑色蛍光たんぱく質)は、2008年に下村博士がノーベル化学賞を授与された事でも有名になりましたが、実際に見られる機会が出来るとは思ってもいませんでした。

ニワトリの胚の取り出し次の部屋で行った、ニワトリ胚の観察の時には、希望した子が胚の取り出しのお手伝いにチャレンジ。研究室は少しの間、まるでお料理教室みたいでした。卵を慎重に割るという作業なのですが、これが意外と難しく苦戦していましたが、最後には胚をきれいに取り出すことに成功しました!
取り出した胚は顕微鏡で観察。1日目と3日目ではだいぶ大きさが違い、形もはっきりしてくる様子を見せてもらいました。
最後にナノ単位まで見る事が出来る、電子顕微鏡で肝臓の組織を見せてもらいました。リボソームやミトコンドリアなど、教科書で名前は見たことあるけど・・・という珍しいものを目の辺りにして、「へぇーー」とか「あーー、見える!」とか感嘆の声が上がっていました。

レクチャーやインタビューを含めると4時間以上の今回のツアーでしたが、驚きの連続、楽しい時間はあっという間で、子どもからも大人からも「おもしろかった〜!」と大好評でした。
岡部先生、ご協力頂いた研究室の先生方、本当にどうもありがとうございました。
岡部教授のお仕事インタビュー
カテゴリ:中学生のハローワーク | 13:12 | comments(0) | trackbacks(0)
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